企業理念
マネジメントとは、人のこころを
正しい方向へ導くこと。
会社の全ては、人で決まります。
会社の改善は、人の改善。
人の改善はこころの改善です。
「報徳仕法」
“心田を耕すことで経営を立て直す”
いつの時代も社会をつくるのは人と企業です。
ワールドワイドは良い社会をつくるために。
人のこころの改善に尽くします。
ロゴ・キャラクターに込めた想い
ロゴ「 W HEART 」
会社経営に必要なのは、
技術力だけではありません。
人間力である。道徳性である。
つまり、こころである。
HEARTとWをモチーフに
ロゴを制作しました。
キャラクター 「 心見鶏 」
人々の心を正しい方向へ導く風見鶏ならぬ「心見鶏(ココロミドリ)」。迷ってたり悩んでいる人材や事業の成長をサポート。グリーンは「成長」「安心」「やさしさ」の色。興奮すると「コッコロー!」と鳴きます。
インタビュー
従業員のスキルアップだけを
目的にした人財教育では
真のプロは育たない。
代表取締役 池田 東史雄
公務員を経て26歳で経営コンサルタントの道を歩み始める。
北陸を中心に全国のさまざまな企業に対し、コンサルティングを展開。キャリアを積んで20年で“経営のすべては人で決まる”ということを実感し1999年に『ワールドワイド株式会社』を設立。
人財コンサルティングを始めたきっかけを教えてください。
大学を卒業して、公務員を経て26歳の時に経営コンサルタントの道を歩み始めました。以来、北陸を中心に全国の企業様に対して「財務改善指導」「TQC導入指導」「経営戦略策定指導」「モチベーション・アップ研修」「マーケティング指導」「企業診断」「人事・賃金制度構築指導」「ISO認証取得指導」「ISO審査会社の立ち上げ」「PFIプロジェクトの支援」など、本当に幅広いコンサルティングを行ってきました。
ところが、キャリアが20年程経った頃、あることに気づいたのです。「何でもやる、何でもできるというのは、実は何もできないのと同じではないか」ということに。つまり、他に真似できない絶対的な専門分野・得意分野を持たなければ、この仕事をやっている意味がないと思ったのです。また、社会に対する真のお役立ちはないと思ったのです。
そのとき、何のためらいもなく私が選んだのが、人財コンサルタントの道でした。なぜなら、それまでの経験の中で、"経営の善し悪しは、すべて人で決まる"ということをイヤという程、実感してきたからです。"経営の改善は人の改善、人の改善は心と行動の改善"そのものなのです。以来、"報徳仕法"(徳=心田を耕すことによって、経営を立て直す)をわが社の社会的使命とし、人に関わる仕事、人の人生にお役立ちできる仕事を自らの生涯を掛けた仕事として取り組んでいます。
人財教育で最も大切なことは?
そもそも人財育成とは何か。まわりを見渡すと「人財育成=能力開発」と定義しているところが多いんです。能力開発とは、その道に求められる専門的な知識やスキルを修得することをいいます。これはプロである以上、当然やらなければならないことです。しかし、私はそれだけでは不充分だと断言しています。
なぜなら、同じ仕事、同じサービスを、同じ知識・スキルを用いて提供したとしても、Aという社員がやればお客様に感動を与え、喜んで頂ける。でもBという社員がやるとお客さまに不快感を与え、苦情の声を頂く、ということがあるからです。同じ専門的知識、スキルを用いているにもかかわらず。違いは、"Aは心からの笑顔で、優しい言葉掛けをし、サービス提供をしていた"だけであり、一方Bは"無表情で、何の言葉掛けもなく、事務的に仕事をこなしていた"だけかもしれません。
でも、お客様にしてみれば、同じサービスを、同じ知識・スキルを用いて提供されたとしても、Aから受け取るサービスの質とBから受け取るサービスは全く異なるものなのです。能力やスキルはもちろん大切です。でも、この違いこそがお客様に感動を与えることが出来るかどうか、お客様から支持されるかどうか、選ばれるかどうかの決め手なのです。
そして、これはサービスを提供する社員の"こころ"の違いによって決まるのです。したがって、これからの人財育成は、この"こころ"の育成にも力を入れるべきなのです。私は、この"こころ"の育成を心田開墾と呼んでいます。
これからの人財育成は、心田開墾をベースとし、その上に能力開発を積み重ねることが大切なんです。私がやっている人間力向上研修というのは、この心田開墾のコツを伝授する研修なのです。
人間力はどうやって身につけるものなのでしょう?
人間力というのは「人間性(こころ・モラル)」+「形(表情・態度・所作・言葉・行動)」から成り立っています。人間の心というのは、直接見ることはできません。第一人間の心って、どこにあるのか誰もわかりませんからね。でも、人の心は、あるものを通じて確実に相手に伝わっていきます。それは、その人の表情であったり、態度・所作であったり、言葉・行動そのものであったりします。
私は、これらを"外から確認できるもの"ということで「形」と呼んでいます。人は、その人の「形」を通じて、相手の「こころ」を判断しているのです。『そんなつもりはなかったのに』と思っても、相手があなたの「形」を通じて判断したものが、その人の「こころ」になってしまうんです。だから、私の実践している「人間力向上研修」は、「こころ」を具体的な「形」で表現すること、「形」を整えることにこだわっています。
「形」にこだわる理由は、まだあります。それは、"「形」こそが「こころ」を創ってくれる"ということです。幼少のころを思い出してみてください。親はあいさつや礼儀という「形」から教えてくれたと思います。はじめに「形」をつくるから「こころ」が養われていく。楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいんです。
茶道のような伝統文化も、まずは作法を身につけて、それにともなう「こころ」を磨きますよね。「形」にはすべて意味があり、その「形」を極めることで「こころ」が身につくんです。人間力向上の秘訣は"形を通じて心田の開墾を進める"ことなのです。
人事制度はどうあるべきでしょうか?
従業員は宝です。大事に育てなければなりません。実は、そのために人事制度があるのです。人財育成のための人事制度、大雑把にいえば、これが人事制度の目的です。私たちは何百社という企業の 人事制度の構築をお手伝いしてきました。能力開発を促進する人事制度、心田開墾を促進する人事制度、そのためのノウハウは、きちんと整備しているつもりです。
ワールドワイドがめざすものは?
報徳仕法、その実現あるのみです。そして結果として、社労士系コンサルティングファームとして日本一、世の中にお役立ちできる会社になることです。